ストレートネックと姿勢2

ストレートネックの原因として、「不良姿勢」があります。冬の寒い日、あったか~い「コタツ」に長時間座って過ごしている事、多くありませんか?その時、自分がどんな姿勢でいるか知っていますか?長時間のパソコン等のデスクワークのとき、どんな姿勢で作業をしていますか?骨盤周りの筋肉が衰えた現代人の多くは,いい姿勢(骨盤の前傾)を保持できないため,脊柱のS字状の生理的彎曲が崩れ前屈みになり,座位姿勢では単一のC字型のカーブになってしまうのです。いわゆる「猫背」の状態です。「猫背」によって肩甲間部(肩甲骨と肩甲骨の間)にある僧帽筋や菱形筋が,突き出した頭が前に倒れないように,常に収縮して筋疲労を起こし,血流が悪くなり,肩こりを引き起こすのです。ストレートネックと猫背は多くの場合セットで起こります。そして、ストレートネックは確かに頸椎の症状ですが、脊柱のS字状の生理的湾曲が頸椎で崩れてしまえば、全てのバランスが狂い頸椎~胸椎~腰椎~骨盤に至まで正常な形状はなくなり、腰痛をも引き起こします。「肩こり症」は医学的正式名称ではありませんが、多くの人の納屋もの原因である非常に多い病気のひとつです。常に正しい姿勢である事がすべての痛みの予防となります。